1980〜1990年代のバブル期、ネットワークビジネス界では、アムウェイ社とニュースキン社が黄金期を迎えていました。それこそ、フェラーリ、ベンツ、BMWに乗って、スーツも超購入ブランド服、家は億ションに住む。月収1,000万円超え、誰もがうらやむ成功者。その当時の円相場が1ドル=230〜300円時代だから、どれだけ物価が高かったのか、おわかりになるでしょう。
この時、私は某有名印刷会社の工場で働いており、高卒19歳で手取り19万円を得ていました。2年後年バブル崩壊しましたけどね。でも、十分に楽しめる給料をもらっていました。それでも、アムウェイ社、ニュースキン社に参加する人が絶えず、月収1,000万円を稼ぐぞ、フェラーリ、ベンツに乗るぞ、億ションに住んで、イイ女と結婚するぞ!と夢を追って・・撃沈してました。
今の時代は、月収1,000万円より、本業の収入とは別に、プラス10万円稼げれば十分という考え方になっています。ネットワークビジネスの報酬の仕組みを考えてみると、月収1,000万円と10万円を会社が配当する人数って、報酬プランの違いだけなんですよ。
仮に、A社の売上が月10億円あるとして、会員が10,000人いたとします。全員に1,000万円を配当することなんて、出来ませんよね。一番頑張った人に多く配当し、それ以外は少なめに配当するようにします。
B社の売上も月10億円あり、会員が10,000人とA社と同じ条件として、全員に10万円を配当することは可能です。この例えは極端ですけど、A社は、ブレイクアウェイの報酬プラン、B社はユニレベルの報酬プランが基本となっている配当パターンです。
コロナ禍が続き、年収600万円以下の世帯収入が、3割以上下がっているデーターもあります。一部の人が月収1,000万円を稼げるより、多くの人が月収10万円を稼げるネットワークビジネス会社に人気が出てきています。
さて、あなたは本当に月収1,000万円が必要ですか?